2012年7月2日月曜日

【メモ】なぜクックパッドの営業利益率は50%なのか

シンプルにまとまっている良記事だと思ったので参考に。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120629-00010000-president-bus_all


高利益率の要因として3点

①限界利益率の高さ→変動費がほぼない
②会員事業の高収益性
③販促費の低さ

会員獲得コストがかからないのは素晴らしい。
カスタマー数を大量に確保できてかつ、有料会員が積み上げ式で増えていくのは、事業も安定するしとても素晴らしいモデル。

ただ以前にこの本を読んだときは収益化への道筋はそこまでたっていなかったとのことだったので、苦心の末だったのだろうなと。
自社メディア(ウェブサービス)で一度跳ねるととても収益性の高い事業になりますね。

楽天のレシピは単独だとどうなんでしょう?

ちなみに、記事を読んでいてEvernoteも構造としては似ているかなぁという印象を受けた。
※Evernoteはプロモーション費用かかっているかも。

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
上阪 徹
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【洋書で英語力を鍛える③】The Innovator's Dilemma: The Revolutionary Book That Will Change the Way You Do Business

邦題はあの有名な「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき


「イノベーションのジレンマ」という言葉はもはや常識のように使われる。

だが本当にみんなその意味を理解して言っているのだろうか?
なんとなくの理解で済ませてしまっているのではないだろうか?

自分自身、読んで初めての時は衝撃を受けたが、その後は何となく覚えているという感じだった。

最早古典とも言えなくもないこの名作を、英語の勉強も兼ねて原著で改めて読んだ。時を経て読むと、受ける印象が違った。自分自身が今まさにイノベーションのジレンマに陥っている、またはそういうクライアントがいることで、エキサイティングだった。
特化した業界の話は英語がやや難しいが、正直日本語も読みやすくはないので、こんなもんだろうという感じ。

英語を勉強しているが、ビジネスのことも学びたいという人には何がなんでも読んで欲しい。

まさに、至極の一冊。
※一応邦訳版も合わせて。英語を鍛えたい場合は圧倒的に原著がおススメ。


The Innovator's Dilemma: The Revolutionary Book That Will Change the Way You Do Business
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